64.「年末調整にさきがけて」

~扶養控除等の見直しについて~ <気になる話題 所得税>

何件かのお客様(法人)のところに「扶養控除等の見直しについて」という書面が税務署から届いています。これは配偶者控除や扶養控除の計算の誤りがあったのではないかという税務署からの指摘文書です。

今届いているのはH24年分の所得税についてのお尋ねですが、この機会にH23年、H22年分も見直し、確認してくださいとのお願いが書いてあります。

給与所得だけの方は、会社の年末調整だけで所得税の納付関係が完了しますので、その年末調整の時に会社に申告する配偶者控除や扶養控除(お子様やご両親など)の内容が正しければ何も修正することはありません。しかし、配偶者や被扶養者の方の年収(所得)が基準を上回っていたりすると、税務署から先のようなお尋ねがきて修正を促されることになります。

ですので、年末調整の時に配偶者や被扶養者の方の年収(所得)を正確に会社に申告していただく必要があります。

ただ、正確にしたくても年末調整の前には(その年度の分が)確定しておらず控除可能かどうかの微妙なラインにいる方もおられるので「できるだけ」正確にとしか言いようがないのも歯がゆいところです。

溝端会計事務所で年末調整をさせていただいているお客様におきましては、「収入」と「所得」を区別して記入してもらってくださいと毎年お伝えしています。

が、なかなか難しいようです。各種控除を差し引く前の金額、いわゆる額面金額が 「収入」 に当たり、各種控除額を差し引いた後の金額である 「所得」 は 「収入」 とは別物だという意識(イメージ)をもっていただけると間違いが少なくなるのですが。。。

関連ブログ記事