24.「青色申告のための手続き」

~届出期限~ <気になる話題 所得税>

個人事業者の方で新規に青色申告にしたいと考えている方は納税地の税務署長に対して所定の申請をしなければなりません。

この申請、期限があります。

1月15日までに開業した場合、もしくは新規に青色申告にしようとする場合には「青色申告にしようとする年の3月15日までに申請をしないといけません。これに対し、1月16日以後に開業した場合は、開業日から2ヶ月以内に申請をすることになっています。

ときどき、3月15日の確定申告期限ぎりぎりに確定申告を済ませてから「今年から青色にしたいのですが。。。」と問い合わせがきたりします。ですがこのタイミングだと、先の期限に間に合わず青色申告ができるのは再来年ということになってしまいます。

青色申告になると、様々な特典があるので個人事業者の方は是非申請したいところなのですが、期限によく注意しないと一年延びてしまいます。

また、青色申告は単に申請をするだけでよいというものではなく、帳簿書類を備え付けて取引を記録し、かつ、帳簿書類の保存をすることや、たな卸資産のたな卸やその他の決算整理を実施したうえでその年の実績を記録しておく必要があります。そして確定申告に際しては「損益計算書」「所得の計算に係る明細書」「貸借対照表」を青色申告書に添付しないといけません。

初めて会計事務所にかかるというお客様の帳簿を拝見すると、経費にするには難しいものを大胆に経費に計上していたり、立派に経費になるものなのに控えめにされていて計上せずにいたりというズレがあることは珍しくありません。。。

青色申告に必要な帳簿書類の作成・保存や決算処理などは一定のサイクルが出来上がってしまえば難しくないかもしれませんが、正しい処理をしようとすると、帳簿書類の保存一つとっても最初は戸惑うことが多いと思います。個人事業者への最近の厳しい税務調査を見ても、きちっと普段から処理をしておく必要性は高いと思います。

今年(次の)確定申告から青色申告にしようと考えておられる方、溝端会計事務所にご相談ください。今年の確定申告処理からでも大歓迎です!

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