17.「小規模企業共済」

~個人事業者の方、法人役員の方~ <気になる話題 所得税>

小規模企業共済をご存知ですか?

比較的小規模な法人の役員の方や個人事業者の方が加入できる共済です。この共済は加入者の方の退職金を積み立てていくための制度でかなりよくできた制度です。

実は年末調整や確定申告の時の所得控除の中に独立して「小規模企業共済」という控除枠があります。

この控除、掛金の全額が所得控除の対象になるのです!皆さんよくご存知の生命保険料控除は、例えば10万円の保険料を支払っていても、5万円(旧契約の場合)までしか控除がありませんが、この小規模企業共済は支払った全額が所得控除の対象になります。

この共済、1,000円/月から70,000円/月まで自由に設定・変更できます。この時期、もし限度額いっぱいの70,000円を年払いで加入すれば実に840,000円の所得控除が受けられるのです。

さらに、この共済をずーーっと掛け続けていって、事業をやめるなどして掛金総額を受け取るときには、受け取り事由によりますが、例えば年1.5%の複利で運用した金額を受け取れ、しかも退職金扱いになるので大きな退職所得控除を受けることができるとともに、1/2 しか課税の対象にならないのです!

ポイントは掛け続けること、掛金の支払が苦しくなっても月1,000円の最低額でよいので掛け続けることが重要です。一年続ける度に、退職所得控除額が40万円(21年目からは70万円)ずつ増えていくからです。

他にも受取り方を工夫したり、月払いと年払いをうまく使っての合わせ技など、大きな節税効果のある制度です。要件に該当する方は是非ご加入をオススメします。

溝端会計事務所の顧問契約ではこういったご紹介・ご案内もさせていただいています。

個人事業者の方で確定申告をされる方へ~チェックポイント~

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