13.「税務調査の変化(その2)」

~形式的不備~ <気になる話題 税務調査>

前回<税務調査の変化(その1)>、消費税、印紙税、源泉所得税で赤字法人でも税務調査がありうると書きました。

しかし、まれ?かもしれませんがもっと大きいことがあります。
例えば役員報酬をここ数年増加させてきたのに議事録がなったとします。身内が役員の小さな会社なので、議事録なんて形だけのものを作るなんて意味ないよ、と思っていたら大間違いです。

過去に50万円/月の議事録はあったものの、直近の80万円/月の分の議事録を作っていなかった場合、議事録不備(形式的不備)で差額の30万円/月×12=360万円/年が損金不算入となります。

すると、、、
赤字(課税所得マイナス)だったはずが黒字(課税所得プラス)になって法人税が発生したりするのです。それに伴い、法人府民税、法人事業税、法人市民税が修正され、それぞれの税金の延滞税、加算税が加わります。そしてこのような修正が5年あれば、×5年分の税金等を納めないといけなくなるのです。

溝端会計事務所の顧問先様については毎回議事録を作成させていただいています。もしかしたら毎回同じような形式的な書類を作る意味があるのかな?と感じられているかもしれません。。。
ですが、先ほど見たように、反論できない形式的不備があると大きな修正につながりうるので、決して疎かにできないのです!

皆さんの会社はキチンと必要書類が揃っていますか?

個人事業者の方で確定申告をされる方へ~チェックポイント~

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