19.「広告宣伝すべきか否か」

~逆効果?~ <勝手な感想 感想>

業種にもよりますが、材料を仕入れて一定の製品(部品)に加工し、それを納めるという製造業の場合、販路拡大のため広告宣伝をするということが考えられます。今なら、HPなどWEB上に、取扱い製品(部品)を載せるということはメジャーな話です。

HPなどに掲載する、もしくはブログで宣伝するというのは、ある程度時間がかかりますがリスクが少ないので手軽に実行できる販路拡大方法です。

しかし、全面的によいことばかりでもないようです。

例えば、取扱い製品が少し特殊な製品であるため、おおよそ決まった得意先に長年納めていたとところ、少し注文が減ってきたということでWEBに掲載して新規顧客を獲得しようと思ったとします。

そこで、問い合わせてきてくれる人がイメージ通りの新規顧客であればよいのですが、時に「大量に現金で買うので、値段を安くしてほしい」などとブローカー的な人からの問い合わせがあることがあります。

こちらとしては、大量注文なので少し値引きをしてもペイするならよいかな、と思ってしまうこともありえます。

ところが、この大量に売った製品を、自社の得意先に安く卸すということをされてしまうことがあるようです。こうなると、そのような大量注文に対応している間の従来製品の製造に遅れが生じ、減り気味ながらも安定して仕事をいただいていた得意先からの注文がなくなるという最悪の事態が生じうるのです。

つまり結局、自分で自分の製品を安売りしたのと同じことになってしまいます。一瞬の売り上げが上がっても、その後ガタッと落ち込んでしまえばやらない方がよかったということになりかねません。

WEBで販路拡大という考え自体悪くないのですが、そこから続く問い合わせの見極め、さばき方まで検討しておくのも重要なポイントだと思います。

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