18.「現金管理の重要性」

~現金商売の方もそうでない方も~ <勝手な感想 感想>

現金管理は商売・事業の基本でしょう。現金でやりとりすることが中心の現金商売の方はもちろん、手形取引などもある比較的規模の大きい事業者(会社)の方もその重要性は同じです。

個人の財布の中の現金が思ったより減っていると、ん?と思うのが普通ですよね。
ところが、こと規模の大きい事業の場面では、なぜか少々の差がでてもあまり気にしないという方もおられるようです。

ある程度まとまった現金になれば預金に預け入れ、日々は小口現金として必要な限度でのみ管理をするというのが通常でしょう。以前にも書きましたが、決算書で他の資産の金額が比較的小さいのに現金〇百万円、などという計上がされていれば「本当にそんな現金があるのか」、「なぜそのような大きな金額を預金に預け入れずに手元に持っておく必要があるのか」と、違和感を感じるのが普通ではないかと思います。つまり、その現金残の金額は正確なものではないのでは?ということです。

現金商売をしている事業者に税務調査が入れば、現金管理の調査確認は必須です。日々の売り上げがきちんと帳簿に記載してあるか、毎日の現金残高がきちっと合されているか。。。全ての売り上げがレジ打ちされているかの確認を、税務調査前に客を装って店に入り、観察することもあるようです。あまりにも忙しく繁盛しているため、ついレジ打ちをせずに現金のやりとりをしている場面を調査官が見たら、そして税務調査で帳簿と現金残にズレがあれば、(調査官は)どう考えるでしょうか。。。

毎日きちっと現金残を合わせていれば、後で帳簿を見た時に不自然さは出ないのが通常です。たとえ目立つ数字があったとしても、きちんと説明のつく数字であるはずです。

これに対して、どんぶり勘定的に帳尻を合わせる感じで日々現金管理をしていたりすると、やはりどこか不自然な部分がでてきます。なぜ手元の現金残と帳簿が合わないのかを追及しないまま、帳簿上(数字上)の帳尻合わせをしていると、その不自然な部分の説明はできないでしょう。

税務調査では、当然このような不自然さについての説明を求められますが、税務調査以前に、なぜ現金が合わないのかの原因を確認しておかねければ、思わぬところで損をしていたりするかもしれません。現金残をきちっと合わせることが商売・事業を継続してきちんとやっていくための、一つの指標になるといえます。

何も難しいことではありません。自分の財布(お小遣い)と同じく、現金の出し入れをきちんと確認していくだけなのですから。

現金管理ができているか、は非常に重要なことなのです。

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