35.「いつもと逆の対策」

~逆節税~ <○○な話(法人) 減価償却>

法人税において、10万円以上の器具備品や機械装置を購入した場合には原則として資産計上し、耐用年数に応じて減価償却して経費化していきます。
そのうち、20万円未満のものは3年で費用化する一括償却資産という処理ができ、30万円未満のものは少額減価償却資産として購入・供用年度に全額経費(損金)にできます。
お客様においては、節税!が一番頭にあるので、費用化できるものは費用化したいという思考が身についています。

ところが、赤字が続いていたり、繰越欠損がある場合には費用化することが必ずしもプラスではないこともあります。

例えば、近い将来の借入れを考えている場合には、決算書の数字をよくしたいところです。そのような場合、30万円未満の資産を5つ、約150万円の経費計上をして赤字決算を組むより、原則通りの資産計上+減価償却で数十万円の経費計上に抑えることで赤字決算を回避する方が借入れの審査が通りやすい決算書になる可能性があるのです。

このような処理は、お客様の過去から現在の状況、将来の予定を知っていてこそできるものです。また、毎月訪問をするからこそタイムリーにご提案できるのです。

地味ですが、本当にお客様の利益につながるかを考える溝端会計事務所の顧問契約はいかがでしょうか。

関連ブログ記事