40.「資金繰り表」

~キャッシュフロー計算書?~ <○○な話(法人) 企業防衛>

キャッシュフロー計算書は上場会社等の公開企業に作成が義務付けられていますが、中小企業であっても作成する意味は大きいです。

損益計算書で利益が計上されるようにする、のはもちろん大切です。今までは少々赤字が続いても存続する企業が多かったようですが、本来赤字続きだと倒産の危険が高まります。社長の個人資産の注入や金融機関からの借入れの繰り返しで凌いできたとしても何か(黒字化への)打ち手を打たなければ行き詰まります。

以前も書きましたが、会社としては期首に比べて期末に現金預金(と資産)が増えていないといけません。キャッシュを増やすことが営利企業の一つの目標です。

そこでこのような実際に儲けているのかどうか、を表す指標としてキャッシュフロー計算書があります。本業から儲けているのかどうか、投資活動をしたかどうか、財務活動(借入れや返済等)があったかどうか、という3つの区分での収支を表すものです。このキャッシュフロー計算書は基本的に現金預金の動きがあったかどうか、という視点で作成するので、一会計年度の損益を考える損益計算書とは違った情報を把握できます。

この考え方を応用して、日々の資金繰り表を作成する事もできます。つまり、期首の現金預金を起点にしてその月の末にその現金預金等が増えたか減ったかを計算する表を作成するのです。事業が安定していれば、例えば前月の売掛金の現金回収率が 〇〇%だとするとその率で先々を予想し表を作成することで一年後の現金預金の状況を見ることも可能です。現金預金の増減予測表ともいえる表です。

このような表までは無理でも、毎月の試算表を基にして売掛金の入金タイミング、買掛金の支払いタイミング、納税のタイミング、賞与のタイミング、借り入れのタイミングなど、お金の出入りに関する情報をカレンダーに記入していくだけでもかなりすっきりするはずです。

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