28.「中小会計要領と補助金」

~中小会計要領?中小指針?~ <○○な話(法人) 豆知識>

先日からちょくちょく書いている ものづくり補助金の説明会で中小会計要領についての問い合わせが多いとの話がありました。

ものづくり補助金の申請では中小会計要領の適用の有無を記載するところがあり、溝端会計事務所のお客様からも聞かれることがあります。

何度かこのブログでも触れていますが、中小企業が実践することをすすめられている一つの会計の方針(基準)が中小会計要領です。適切な会計基準に従った会計処理をして、適切な決算書を作成し、会社の実態を正確に表すことで自社の状況をつかむとともに第三者に対する情報提供に資するようにする、というための基準です。

そもそもは「中小指針」というものがありましたが、小規模な会社にはあまり使いやすい基準ではないという意見がありました。そこで、より簡素化され小規模な会社にも使いやすい基準として昨年「中小会計要領」というものができたのです。

この中小会計要領に従った決算書が作成されていることが、今後の補助金を得るための一つのメルクマールになりそうですが、補助金のみならず金融機関で融資を受ける際にも要求されつつあります。

自社の決算が中小会計要領に従って作成されているかどうかは、決算書の最後についている個別注記表にその旨の記載があるかどうかで判断できます。

会計事務所にかかっていない方にはまだなじみが少ないかも知れませんが、できるだけこの会計基準に従って決算を組む方向にしたいところです。より厳しくいうと、決算での処理のみならず、毎日・毎月の会計処理も当該会計基準の思考に沿ってなされるべきだといえます。

溝端会計事務所では中小会計要領を適用した場合と適用しない場合のご説明もさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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