12.「企業防衛のすすめ」

~おつきあいで入る保険ではありません~ <○○な話(法人) 企業防衛>

企業防衛という言葉を聞かれたことはあるでしょうか。

様々な意味で使われていますが、今回は企業防衛=保険商品を使った会社防衛という意味でお話します。

企業(会社)で加入する保険は、個人で加入する保険とは違います。

企業防衛としての保険商品の活用は企業(会社)の現在及び将来のリスクを十分検討し、その企業(会社)にあった保障を組み立てるものです。

その際、資産・損益状況に鑑みた保険料と実際の必要性・必要額を考えますが、将来の受取時の納税額シミュレーションをする必要がありますし、ご加入後も状況の変化に応じて保障内容を適切なものに調整していかなければなりません。ですので、単に「○○円くらいは必要ですよ!」などというあいまいな検討では不十分なのです。

例えば、

社長や役員様を被保険者とする生命保険は、その方個人の生活保障という面もありますが、企業(会社)名義で加入する以上、その方に万が一があった場合の企業への影響を考慮して算定する必要があります。そもそも企業(会社)で入る保険は、企業(会社)のリスク対策が企業(会社)のコストと考えることを前提にしていますので、企業(会社)運営に必要不可欠な金額を算定するということです。

社長がいなくなった場合、企業(会社)がどうなるのか。承継する人がいるのか、清算することになりそうか。承継する人がいるとしても、社長の(対外的な)影響力から考えて一時的な売上減少の可能性があるかどうか、とその可能性があるとしたら立て直しにかかる間の固定費がねん出できるかどうか。清算するとしたら、工場の原状回復や従業員さんへの(生活)保障の面からの資金は不足しないか、等々。具体的に想像すると結構検討項目が上がってくるのは想像できると思います。

このような、細やかな検討はその企業(会社)の経理状況、業績状況、将来の計画等をよく知りうる会計事務所でないと十分にできないといえます。その時々の(外的な状況はもちろん、場合によっては役員間の関係性など内的な状況も含めて)会社の状況、将来の会社の計画、時には社長や役員様個人の状況までふまえた対策が必要となるものなのです。

皆さんの会社は過不足なく企業防衛ができているでしょうか。

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