7.「リース契約と消費税・経費」

~リース資産とリース料(その1)~ <○○な話(法人) リース>

H20年4月1日以降のリース契約の処理と消費税の関係をお話します。 ( 「 最近のトピックQ2 」 )

リース契約は法的には賃貸借取引ですが、経済的・実質的には金融機関からお金を借りてリース資産を購入し何年かにわたって借入金を返済するのと同様と言えます。
そこで現在ではそのような経済的実態を重視し、リース契約の場合でもリース資産を購入したのと同様の処理をすべきということになっています。

実はリース契約といっても“ファイナンス・リース取引”と“オペレーティング・リース取引”に分けられ“ファイナンス・リース取引”は「所有権移転ファイナンス・リース取引」と「所有権移転外ファイナンス・リース取引」に分かれます。

“ファイナンス・リース取引”については、途中で契約の解約ができないとか、当該物件からもたらされる利益を実質的に享受するとかの要件がありますが、要するに売買で購入したのと同様の状況のリース取引をいうと考えてもらえればよいでしょう。これに対して“オペレーティング・リース取引”は“ファイナンス・リース取引”以外のリース取引をいう、とされています。

このように区分されたリース取引のうち、“ファイナンス・リース取引”はリース物件を購入したのと同様の処理をし“オペレーティング・リース取引”は従来通りの賃貸借処理をするのが原則となりました。
つまり、“ファイナンス・リース取引”はリース“資産”として計上し毎年償却という形で経費化していくという処理になり、“オペレーティング・リース取引”は毎月のリース料として経費化されていくということになります(資産計上しません)。

このあたりで消費税の扱いと経費(償却)の金額が変わってきます。

次回に続く。

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