5. 「棚卸資産の評価方法」

~文具メッセに行ってきました~ <○○な話(法人) 在庫>

先日、文具メッセに行ってきました。文具メーカーが新製品などを発表するイベントです。
新製品も既存製品もいろいろと展示されていました。

文具店など商品点数の多い企業さんは棚卸資産の金額をどのように決めているのでしょうか。

棚卸資産の評価方法にはいくつか種類があります。

個々の実際原価を記録して期末棚卸資産の価額を決める“個別法”というものがありますが、規格品を大量に保有している場合には実際的ではありません。

古く取得したものから順次払い出しが行われたと擬制し、期末棚卸資産はもっとも新しく取得されたもので構成されていると考えて評価する“先入先出法”や、逆にもっとも最近取得したものから払い出しが行われたと擬制し、期末棚卸資産はもっとも古く取得されたもので構成されていると考えて評価する“後入先出法” (今はなくなりましたが)というものもあります。

ですが、商品点数(種類)の多い業種では計算過程はどちらも煩雑です。

そこで売価還元法という評価方法があります。

これは値入率等の類似性のあるグループごとの期末の売価に原価率を乗じて期末棚卸資産の金額を出す方法です。これだと計算で出すので上記の方法に比べると商品点数(種類)の多い小売業では対応しやすくなるはずですが、どのように値入率等の類似性のあるグルーピングをするかのところがキモとなります。

それにしても最近の文具ブームで一昔前より相当商品点数・種類が増えているようです。個人的な興味から文具メッセでいろいろと質問しましたが、そこにいる担当の人ですら自社製品の全てを把握するのは難しいようでした。

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