39.「消費税率の変更と表示」

~税抜表示~ <ホットな話題(法人) 消費税>

消費税率がH26年4月1日から8%に変わります。これに伴い、値札等の価格表示で税抜表示が認められました。

現在、消費税に関しては総額表示が義務付けられています。値札や陳列棚等の商品の価格表示やチラシ・商品カタログ、インターネット上における価格表示は全て総額表示にしないといけません。この総額表示の原則は消費税率の変更後も同じです。

ただ、今回総額表示義務の特例が設定され、税抜表示が認められることになりました。この特例による税抜表示はH25年10月1日からH29年3月31日までの間、認められることになります。消費税率はH26 年4月から必ず変わるものなので、できれば早い目に税抜表示の準備もしくは変更をしておく方がよいでしょう。

ではどのような表示がOKなのでしょうか。

基本的な考え方としては、消費者が誤認混同しないように明瞭に表示する、ということです。例えば店舗の個々の値札を全て税抜表示にするなら、消費者が商品等を選択する際に目につきやすい場所に、明瞭に、「当店は全て税抜表示です」というような掲示をするということです。

同様に税抜と税込の両方の表示をするなら、両者の文字の大きさや文字間隔、背景色とのコントラスト(濃淡など)に注意して、消費者が誤認混同しないような明瞭表示にしないといけません。小さい字で (税込○○円) としたり、背景の色に同化するかどうかぎりぎりの文字色で (税込○○円) と書いたりすることが禁じられています。

いくら規制しても、このようなきわどい表示をする事業者はいるでしょうから消費者としてはよく注意して買い物をしないといけません。逆に事業者としては、消費者に誤認混同を与えないように明瞭に表示しトラブルを防止する必要があります。詳しくは中小企業庁から「消費税の手引き」という冊子が出ていますので、同庁のHPからDLして一読されることをお勧めします。

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