23.「復興税」

~復興特別法人税、復興特別所得税~ <ホットな話題(法人) 豆知識>

いわゆる復興税のうち、復興特別所得税の徴収はH25年1月~開始されています。H49年12月31日までという実に25年間にわたって、所得税額の2.1%が徴収されます。給与所得の方は、毎月の給料から差し引かれている源泉所得税が、前年より少し増えているはずです。仕業の方や、個人で仕事を請け負ってもらっている方からの報酬源泉所得税も今年から税率記載が10.21% になっているはずです。

さて復興特別法人税のほうですが、これはこの3月決算(5月申告)の法人から対象になっています。従来の法人税額の10% を復興特別法人税として納めるもので、H27年3月31日に開始する事業年度分までの3年間の特別税です。

この復興特別法人税は、法人税とは別に納めるものなので納付書も法人税のものとは別になります。申告書も従来の法人税の申告書の手前に割り込む形で作成することになっています。

そして、この復興特別法人税からは冒頭の復興特別所得税を差し引くことができます。

例えば、100万円の法人税額があると、その10% の10万円が復興特別法人税となります。そこから預金の利子(所得)などに課されている復興特別所得税(例えば200円とか)を差し引き、99,800円 を納付するという感じです。

ちなみに、中小法人は軽減税率18%(課税所得のうち800万円以下の部分について)がさらに軽減され15%(同じく800万円以下部分について)になっています(H24年4月1日~H27年3月31日までの間に開始する事業年度の期限限定です)。

中小法人にとっては軽減税率によって法人税が少し下がる一方で、復興特別法人税が課されるといった構図になっています。

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