3. 「チェックリストが変わる!?」

~保証料率0.1%の攻防(その3)~ <ホットな話題(法人) 借入れ>

前回、前々回と「中小企業の会計に関する指針」(中小指針)に従わないと、信用保証協会経由の融資を受ける際の保証料率の優遇が受けられない、という話をしましたが、この指針とは何ぞや?と思っておられる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

ごく簡単に言ってしまうと「中小企業の皆さんはこの指針に従って会計処理をして健全な会社運営をしてくださいね」という趣旨の会計ルールです。

ではこのルールに従って会計処理をすれば儲かる(利益が出る)のでしょうか???

「………………」

少し話は飛びますが、会社は儲けるために運営しますね、営利法人の場合。その儲けってどこで分かるのでしょうか?

「最終的には現金預金残高です!」当然ですね。

会社の誕生時と終了時を比べて現金預金が増えているか減っているか、が一つのの評価だと思います(いろんな考えがあるでしょうが)。

この“会社が儲かっているかどうか”“儲かる状況になっているのかどうか”“儲かるためにどんな対策がうてるのか”…をつかむ一つの指標が財務諸表(貸対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書等)なのです。財務諸表は会社の現状把握に役立てるための状況確認書であって、税金を計算するための単なる集計表ではないのです!!

では、そのような現状把握に役立つ財務諸表をどう作るのか?
その一つの方向が、中小指針に従った会計処理なのです(つながった?)。

中小指針に従って会計処理をすることによって会社の現状を把握しやすくする、という方が分かりやすいかもしれません。

ただ、完璧にやろうとするとそれはそれで事務負担が増大し、「“ムダ”な作業をしている感」がでてきたりするのでバランスをとってやることも大切かなと思います。

皆さんの会社は、どのような会計処理をされていますか?

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