2. 「チェックリストが変わる!?」

~保証料率0.1%の攻防(その2)~ <ホットな話題(法人) 借入れ>

前回、会計割引を狙って会計処理(決算処理)を変えると従来より利益が減ってしまうかも、という話を書きました。この点について少し補足を。

ご存じのとおり、減価償却費は法人税法上の限度額までであれば任意で計上しても(税法上は)構わないことになっています。しかし、減価償却の負担の大きい会社さんは、法人税法上の限度額まで減価償却費を計上することで決算書の損益がマイナス(赤字)になってしまったりするのを嫌い、マイナスにならない程度に減価償却費を調整計上して会計処理をすることがあるのです。

そうすると、会計割引を受けるべく、チェックリストで「YES!」となるように会計処理を変更することでこのように減価償却費を毎期調整して計上するということができなくなってしまいます。この点で、従来なら減価償却費で利益(の表示の)調整ができていたのに、できなくなるという事態が生じてしまいます。

さてそこで、どうすべきでしょうか。

ある社長さんが「…ということは、0.1%の優遇がいらないなら、今まで通りの決算処理でよいってこと?」と尋ねられましたが、実際、その通りです。

0.1%の優遇を受けたいのなら、そのような厳格な会計処理(決算処理)をしなければならないだけであって、優遇がいらないというのなら無理にしなくてもよいのです。

ただ、本来はこの指針に従った会計処理をする方が、会社さんのためになるはずなのですが。。。

そのお話はまた次回に。

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