38.「年末から年始の事務(その2)」

~年末調整、合計表、償却資産~ <毎月監査の話 所得税>

前回(38.「年末から年始の事務(その1)」)の続きです。

年末調整はその年末時点で在籍している従業員さんの給与所得の源泉所得税の調整をするものですので、今年入社された従業員さんも年末調整の対象です。

その方が入社される前に別の会社で働いていたような場合、そこから出されている(はずの)源泉徴収票を提出していただく必要があります。逆に、辞めた従業員さんがいる場合、その退社日までの源泉徴収票を出してご本人に渡してあげなければなりません。つまり、転職した方は前の会社からの源泉徴収票を、現在の会社に提出し改めて今年一年分の源泉所得税を計算してもらうことになるのです。

また、会社としては入社された方のH25年分のマルフも書いてもらわないといけません。

通常マルフ(「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」)は前年度末の年末調整の時に今年度分を先に記入提出してもらっているので、今年分のマルフが抜けていることになるためです。

このたった一枚の書類ですが、この書類の不備があると毎月の給与から差し引く源泉所得税を高い率(乙欄)で計算する必要があるため、のちに税務調査で指摘されると源泉徴収漏れとして是正させられる可能性があります。従業員さんが新しく入ってきたらその時に(その年度の)マルフに記入・提出していただくのがよいでしょう。

さて、この年末調整が終わると会社全体の給与所得のまとめ書類である法定調書合計表(いわゆる「合計表」)を1月に提出する必要があります。それと同時に、源泉徴収票と同じ内容を記載した法定調書を各従業員さんの住所地の市町村に提出しなければなりません。

加えて、償却資産の申告書も12月に届きますので、1月1日時点での資産の状況を1月に提出することになります。

年末調整の結果、従業員さんに還付金を支払う(場合によっては徴収する)業務以外にもそれに続く上記のような一連の業務がありますので、これからの時期はやはり気忙しい季節ですね。

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