37.「年末から年始の事務(その1)」

~年末調整、合計表、償却資産~ <毎月監査の話 所得税>

そろそろ年末調整の準備の季節になってきました。会社(事業者の方)はいわゆるマルフやマルホという書類の記入と、生命保険等の控除証明の準備を従業員さんに促しているところでしょうか。

以前も書きましたが、扶養配偶者、ご両親やお子様などの扶養親族の方の年収(所得)には要注意です。明らかに基準以下であれば問題ないのですが、(扶養に入るかどうかの)微妙なラインの方はできるだけきちっと申告していただかないと、来年の秋に税務署から是正回答書の通知がきてしまいます。収入の中には、アルバイトで得た収入や年金収入も含まれますので、正社員として働いていなくても収入は0(ゼロ)にはなりません。この辺りは溝端会計事務所にお任せいただいているお客様には十分にご相談に応じ、きちっとご説明させていただいています。

生命保険料控除も近年改正があったところですので、適当に(控除証明を)出すだけでは損をする可能性があります。基本は全て出していただいて、会社(授業者の方)に有利な方を選んでもらうのがよいでしょう。

また、昨年出した資料が今年はない、ということもよくあります。単純な出し忘れだったりしますが、もったいないのでよく確認して提出するようにしましょう。

住宅ローン控除については、2年目以降は年末調整で処理できますので銀行の残高証明と税務署から送られてきている今年度の申告書を忘れず提出してください。住宅ローン控除を初めて受ける年は確定申告が必要なので、来年3月15日までの申告期限に忘れず申告しましょう。

あと、時々、確定申告をするから年末調整はしないという方がいます。会社から給与が出ていれば会社が年末調整をすることになっており、その年末調整の結果である源泉徴収票を使って確定申告をする手順となりますので、一旦年末調整の処理を済ませておく必要があります。

何かと落ち着かない年末の業務です。こういう処理こそ溝端会計事務所にご相談いただき安心して本来の年末の業務に集中していただきたいです。

関連ブログ記事