26.「PLからBSへのつながり」

~どこでつながっているのか~ <毎月監査の話 豆知識>

BS(貸借対照表)とPL(損益計算書)はつながっています。

ではどのようにつながっているのでしょうか?

BS(貸借対照表)の右側がどのように資金を調達したか、つまり「資金調達手段」を表しており、左側はその資金をどう使ったのか、を表しています。そしてさらに右側は他人から資金を調達したときの負債(借入金など)と出資者からの資金調達という純資産(資本金など)という、大きく二つのエリアに分かれています。

借入金などの負債はいずれ返済しなければいけない性質の資金調達と言えますが、純資産は基本的に返済不要の資金調達と言えます。実はこの中に繰越利益剰余金という勘定科目があり、これがPL(損益計算書)の最終利益(当期純利益)と (基本的には) 一致するのです。

PL(損益計算書)はその期の「儲け」の内容を表しています。言い方を変えると、PL(損益計算書)で算出された最終利益(=自分で稼ぎ出した利益)が、繰越利益剰余金という勘定科目でBS(貸借対照表)の純資産の中に毎期組み込まれていくのです。自分で稼いだものなので、もちろん誰に返済すべきものでもない性質のもの、ということになるため、返済不要の純資産というエリアの中の繰越利益剰余金という名前で計上されることになります。
BS(貸借対照表)とPL(損益計算書)のつながりはここに見出すことができるのです。

関連ブログ記事