7.「 所得の種類」

~いろいろあって…~ <毎月監査の話 所得税>

税金というものはたくさんあり、同じ税目でも違う呼び名になったりするので混乱することがあります。
今回は所得税についていくつか。

所得税とは「個人」が一暦年間(1/1~12/31)に獲得した所得に対して課される国税を言います。そのほとんどは3月の確定申告で最終確定させます。

この所得税における所得は10種類に区分されています。
給与所得、退職所得、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、一時所得、雑所得、譲渡所得、山林所得という区分になります。

ここで、源泉(所得)は?と思われた方もいるでしょうが、これは所得税の納め方の話(厳密には仮に納めているだけなのですが)だととらえてもらってよいでしょう。給与所得は会社から支払われると同時に源泉所得税として差し引かれることは皆さんよくご存じでしょう。実は、利子所得、配当所得、退職所得、一時所得等々にも源泉の制度があります。銀行預金利息も源泉所得税(利子所得)を差し引いた金額が通帳に記載されているのです(5%の地方税も引かれています)。

個人事業をされている方は事業所得が、不動産等の貸付けをされている方は不動産所得があることになります。例えば(法人の)社長が自身の家をその法人に貸すことで、社長個人の不動産所得が発生し、役員報酬という給与所得と不動産所得を合わせて確定申告をすることになります。

一時所得もちょくちょくでてきます。生命保険金の満期受取があったような場合一時所得になります。

国民年金や厚生年金(公的年金)を年金所得と表現したりしますが、これは雑所得に区分されます。この年金の雑所得からも源泉徴収される仕組みになっています。

給与所得だけの方は会社での年末調整で所得税の計算が完了しますが、医療費控除を受けたい場合や、給与以外の所得がある場合など確定申告をする必要があることもあります。

所得税はその区分・種類が多岐にわたっているので混乱しがちな税目ですね。

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