6.「非課税の意味違い」

~コトバの意味は難しい~ <毎月監査の話 よくある話>

○○税は非常にたくさんあって「非課税ですよ」と一口にいってもそれがどの税目の話なのか?税金が増える話なのか減る話なのか?も様々です。

例えば、銀行借入の支払利息は「非課税ですよ」と説明する時の意味は、支払利息は“消費税の非課税仕入”に該当するので、(消費税の)仕入税額控除ができず、その結果消費税額は減りませんよ、という内容です。

また、従業員さんに支給する通勤交通費は「非課税ですよ」と表現しますが、これは所得税がかからない範囲の通勤交通費にあたるという意味での“所得税の非課税”という内容です。一方で消費税の点からいうと仕入税額控除ができるので、その結果消費税額が減る関係になるのです。

なかなか、厄介でしょう?

税法はそれぞれのコトバの定義が決まっていて、その内容も一般の感覚とは違っていたりするので、ネットで調べる時や書物で調べる時はもちろん、誰かからそのような話を聞く場合には注意が必要です。

また、一つの事実がいくつもの税目に関わることはよくあることなので、そうなると税法を勉強した人でないと十分な結論は出せないところです。

やはりここに会計事務所の存在価値の一つがあります。

自分で調べるコストVS会計事務所に調べてもらうコスト、での判断としてはトータルでは会計事務所に頼む方が圧倒的に安くすむと思います。一回のちょっとした不知が、何年分にもわたる節税分を無にするのです。

法人経営をされている方はもちろん、個人で事業をされている方も、一度実質的なリスクを考えていただきたいところです。

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